
「ウォーターサーバーを使ってみたいけどお水の値段が気になる」という方も多いと思うのですが、天然水とRO水では値段が違いますので、まずは「天然水にするか?RO水にするか?」を決めておく必要があります。
そこで今回は、ウォーターサーバー各社メーカー別のお水の値段をまとめたものと、お水の値段以外のトータルコスト面でお得なウォーターサーバーをご紹介しますので参考にしてみてください。
目次
ウォーターサーバーの水自体の値段は天然水よりもRO水の方が安い!
先ほど触れましたが、ウォーターサーバーを導入する際にはまず「天然水か?RO水にするか?」を決める必要があります。
天然水サーバーについてはイメージしやすいと思うのですが、日本各地の採水地から天然の水を汲み上げて、製品化したものをボトルに詰めて各家庭に配送する仕組みになっています。
一方RO水サーバーの場合は、高性能なフィルターを通すなどして工場で生産された「精製水」となりますので、天然水に比べるとミネラル成分などの含有率はかなり低くなります。
なので、一般的には「おいしい天然水」・「無味無臭のRO水」という表現がピッタリかと思います。
また、水自体の値段も天然水よりも RO 水の方が「安い」場合が多いです。
それでは次に、ウォーターサーバー各メーカー別のボトルの値段を比較してみたいと思いますので参考にしてください。
ウォーターサーバー各メーカー別ボトルの値段比較!
ウォーターサーバー各メーカー別のボトルの値段の比較をまとめると、以下のようになります。
比較しやすいように、お水の値段はボトル単位ではなく、1L当りの値段で統一していますので比較の参考にしてみて下さい。
【ウォーターサーバー各メーカー別のボトル料金の単価比較】
ボトル交換式ウォーターサーバー | ||
商品名 | 水の種類 | ボトル料金1L当りの単価
月額レンタル料金 |
プレミアムウォーター | 天然水 | 153円
レンタル料金:機種によっては500~1,000円必要 |
フレシャス | 天然水 | 196円 |
アクアクララ | RO水 | 108円
レンタル料金:1080円 |
うるのん | 天然水 | 158円 |
ネイフィールウォーター | 天然水 | 162円 |
ワンウェイウォーター | 天然水 | 158円 |
富士おいしい水 | 天然水 | 117円+送料別
+メンテナンス料金550円 |
コスモウォーター | 天然水 | 158円 |
信濃湧水 | 天然水 | 125円 |
ピュアハワイアンウォーター | RO水 | 130円
レンタル料金:617円 |
アルピナウォーター | RO水 | 85円
レンタル料金:617円 |
オーケンウォーター | 天然水 | 158円 |
天然水アクアセレクト | 天然水 | 146円 |
クリクラミオ | 天然水 | 176円 |
富士の湧水 | 天然水 | 166円
レンタル料金:822円 |
富士桜長命水 | 天然水 | 108円
レンタル料金:540円 |
ふじざくら命水 | 天然水 | 112円
レンタル料金:720円 |
クリクラ | RO水 | 112円 |
水道直結式ウォーターサーバー | ||
商品名 | 水の種類 | 月額レンタル料金 |
ウォータースタンド | ろ過水道水 | 3,500円
+水道代 |
楽水ウォーターサーバー | ろ過水道水 | 4,250円
+水道代 |
CoolQoo(クールクー) | ろ過水道水 | 4,200円
+水道代 |
以上になります。
こうして比較表を見ると分かると思うのですが、RO水ボトルの方が値段的に安いことが分かると思います。
ですが、ウォーターサーバーにかかるコスト(値段)は、お水の値段だけではありませんので、総合的なトータルコストで見ていく必要があります。
ウォーターサーバーはお水の料金(値段)だけでなくトータルコストで総合的に判断するべし!
では、一般的にウォーターサーバー導入にかかるお水の料金(値段)以外のコストについても合わせて見ていきたいと思います。
【ウォーターサーバーにかかるトータルコスト】
- 初期費用
- サーバーレンタル料金(月額)
- 電気代(月額)
- ボトル代金・水道代(月額)
- 配送料
- フィルター交換費用
- 定期メンテナンス費用
- 故障対応
などが、ウォーターサーバー導入にかかる一般的なコスト(値段)になります。
それでは先ほど見ていただいた比較表から、お水の値段が一番安い「アルピナウォーター」を導入した場合のトータルコストを見ていきたいと思います。
まず前提条件として、
- 機種はスタンドサーバーを選択
- 4人家族で72Lのお水を消費
とします。
【アルピナウォーターにかかるコスト】
初期費用 | 0円 |
サーバーレンタル料金(月額) | 572円(872円) |
電気代(月額) | 600円 |
ボトル代金・水道代(月額) | 6,300円 1,050円x6本(12L/1本) |
配送料 | 0円 |
フィルター交換費用 | 0円 |
定期メンテナンス費用 | 0円 |
故障対応 | 無償・実費 |
月額のトータルコスト | 7,472円 |
以上となり、毎月に必要なコスト(値段)としては「7,472円」ということになります。
ではここからは、トータルコストという意味ではアルピナウォーターよりも安いコスト(値段)で導入できるおすすめのウォーターサーバーをご紹介したいと思います。
一番安いアルピナウォーターよりも安い「定額制・使い放題・飲み放題」のウォーターサーバーがある!
私がおすすめするウォーターサーバーは「ウォータースタンド」になります。
ウォータースタンドなら水道直結式ですので、ボトルを購入する必要もなくコスト面では低く抑えることができるからです。
因みに、ボトル交換式と水道直結式のウォーターサーバーの違いを説明すると、ボトル交換タイプのウォーターサーバーの場合は、契約した会社のボトルを定期的に注文して、そのボトルに入っている水(天然水など)を冷水にしたり、温水にしたりして利用する仕組みです。
一方、ウォータースタンドの場合は、サーバーを設置するご家庭の水道管に直結した上で、ウォータースタンドで処理した後の水道水を利用する仕組みになります。
なので、ウォータースタンドは「定額制・使い放題・飲み放題」なんです。
ウォータースタンドの各サーバーの詳しい説明は後ほど触れていきますが、まずはコスト面で先程のアルピナウォーターと比較してみたいと思います。
因みに今回は、そのウォータースタンドの中でも特にコストパフォーマンスが良い「ナノラピアマリン」で比較します。
それでは、ナノラピアマリンにかかるコスト(値段)と、先ほどのアルピナウォーターにかかるコスト(値段)とを比較してみたいと思います。
なお、ナノラピアマリンの方は「長得プラン」加入の場合のコストで計算しています。
【アルピナウォーターとナノラピアマリンのトータルコストの比較】
アルピナウォーター | ナノラピアマリン | |
初期費用 | 0円 | 10,000円 |
サーバーレンタル料金(月額) | 572円(872円) | 3,500円 |
電気代(月額) | 600円 | 400円 |
ボトル代金:1,050円x6本(12L/1本) | 6,300円 | 0円 |
水道代 | 0円 | 約30円程度 |
配送料 | 0円 | 0円 |
フィルター交換費用 | 0円 | 0円 |
定期メンテナンス費用 | 0円 | 0円 |
故障対応 | 無償・実費 | 無償・実費 |
月額のトータルコスト | 7,472円 | 3,930円 |
比較すると以上になります。
ナノラピアマリンは「長得プラン」加入のため、初期費用として10,000円の費用がかかってしまいますが、その分月々にかかるコスト(値段)としては「3,542円」も低く抑えることができます。
それでは、ウォータースタンドの各サーバーについても詳しくみていきたいと思います。
ウォータースタンド全種類(機種)徹底解説!
ウォータースタンドは、全部で8種類(機種)ラインナップされています。
- プレミアムラピア ステラ
- プレミアムラピア L2
- プレミアムラピア S2
- プレミアムラピア ネオス2
- ナノラピア ネオ
- ナノラピア マリン
- ナノラピア2
- エコサーバー
当然8種類ごとに
- 月々のレンタル料金設定
- 性能
- 機能
などが違いますので、それぞれの利用目的に合わせて選ぶわけですが、分かりにくい部分も多いと思いますので、これから各種類(機種)の特徴などを詳しくみていきます。
プレミアムラピア ステラ <とにかく高性能・多機能>
【性能・特徴】
- 造水能力3.2L/時間
- 常温水2.5L
- 冷水2.3L
- 温水1.0L
- メンブレンフィルター(ROフィルター(逆浸透膜)
- 自動除菌機能
- 自動節電機能
- LEDタッチ操作パネル
- 抽出温度設定
- 抽出量設定(3段階設定可)
- チャイルドロック機能
- 卓上型サーバー
- 幅26cmx奥行53cmx高50cm
このプレミアムラピアステラは、ウォータースタンドの種類の中でも、最上位の高機能モデルになります。
サーバー内の自動抗菌機能が付いた機種は、プレミアムラピアステラだけの機能になります。
なので、旅行など数日間使用しない場合などでも、自動で抗菌処理してくれるので、サーバー内のお水を常に新鮮に保つことが出来ます。
その他にも、抽出温度設定・チャイルドロック機能はプレミアムラピアステラのみに装備され、加えて抽出量設定(3段階設定可)・自動節電機能などもフル装備されているので、とにかく多機能で便利な機種です。
【こんな方におすすめ】
- とにかく高性能で多機能な便利な機種が欲しい
- 常温水・冷水・温水の全て使いたい
- 高性能なフィルター機能を備えた機種が欲しい
- 小さい子供(赤ちゃん)がいる
- 月々の電気代を低く抑えたい
プレミアムラピア L2 <とにかく大容量>
【性能・特徴】
- 造水能力11.8L/時間
- 常温水6.0L
- 冷水3.0L
- 温水3.0L
- メンブレンフィルター(ROフィルター(逆浸透膜)
- スタンド型サーバー
- 幅26cmx奥行44.8cmx高115cm
このプレミアムラピアL2は、ウォータースタンドの種類の中でも、一番の大容量の機種になります。
容量たっぷりなので、大家族やヘビーユーザーの方でも容量の心配なく使うことが出来ます。
また、常温水・冷水・温水の全てが使えますので、普段の飲み水としては勿論、料理・コーヒー・紅茶・製氷などあらゆる場面で大活躍してくれます。
プレミアムラピアL2は、唯一のスタンドタイプとなりますが、幅が26cmとスリムなデザインですので、案外置き場所にも困ることは少ないと思います。
【こんな方におすすめ】
- ヘビーユーザーでとにかく大容量な機種が欲しい
- 常温水・冷水・温水の全て使いたい
- 高性能なフィルター機能を備えた機種が欲しい
- 家族が大勢いる(5人以上)
プレミアムラピア S2 <高性能で料金はそこそこ>
【性能・特徴】
- 造水能力3.2L/時間
- 常温水2.5L
- 冷水2.3L
- 温水1.0L
- メンブレンフィルター(ROフィルター(逆浸透膜)
- 卓上型サーバー
- 幅26cmx奥行48.3cmx高50cm
このプレミアムラピアS2は、先帆の最上位モデルのプレミアムラピアステラに装備されている多くの機能をシンプルにして、その分レンタル料金を低く抑えた機種(種類)になります。(プレミアムラピアステラよりもレンタル料金が月額700円低い設定になっています)
ですが、機能面でシンプルにはなっていますが、性能面はプレミアムラピアステラと同様の造水能力・メンブレンフィルターですので安心です。
常温水・冷水・温水のどれも利用できますので、普段の飲み水としては勿論、料理・コーヒー・紅茶・製氷などあらゆる場面で重宝します。
因みに、このプレミアムラピアS2は、「人気ナンバー2」のモデルになります。
【こんな方におすすめ】
- 常温水・冷水・温水の全て使いたい
- 高性能なフィルター機能を備えた機種が欲しい
- なるべく月々のレンタル料金を低く抑えたい
プレミアムラピア ネオス2 <常温水のみ・一番低い料金設定がいい>
【性能・特徴】
- 造水能力3.2L/時間
- 常温水3.5L
- 冷水なし
- 温水なし
- 電源不要
- 消費電力ゼロ
- メンブレンフィルター(ROフィルター(逆浸透膜)
- 卓上型サーバー
- 幅19.2cmx奥行43cmx高43.4cm
このプレミアムラピアネオス2は、常温水のみ利用可能な機種(種類)で、その代わり電源が不要なタイプです。つまり月々の電気代もゼロです。
機能面では、先程のプレミアムラピアS2をより更にシンプルになりますが、性能面では同様の造水能力・メンブレンフィルターですので安心です。
機能面を究極にシンプルにしてある分、月々のレンタル料金は一番低い設定になっています。
【こんな方におすすめ】
- 常温水しか使わない
- 高性能なフィルター機能を備えた機種が欲しい
- 極力月々のレンタル料金を低くしたい
ナノラピア ネオ <性能・機能・料金のベストバランス>
【性能・特徴】
- 常温水2.5L
- 冷水2.5L
- 温水1.0L
- 省電力モード搭載
- タッチ操作パネル
- ナノトラップフィルター
- 卓上型サーバー
- 幅260cmx奥行50.5cmx高50cm
このナノラピアネオは、性能・機能・料金のバランスが取れた機種(種類)で、ウォータースタンドの中で一番の人気モデルです。
常温水・冷水・温水のどれも利用できますので、普段の飲み水としては勿論、料理・コーヒー・紅茶・製氷などあらゆる場面で重宝します。
その他にも、省電力モードを搭載していますので、月々の電気料金も低く抑えることが出来ます。
また、月々のレンタル料金も2番目に低い料金設定になっていますので、正しく性能・機能・料金のベストバランスと言えます。
あと、エコサーバーとセットで利用することで、水道に直結することなく、サーバー単独で使用することが可能になります。
要するに近くに水道がなくても、家中どこに置いても自由自在という訳です。(電源は必要です)
【こんな方におすすめ】
- 常温水・冷水・温水の全て使いたい
- 性能・機能・料金のバランス重視
- 月々の電気代を低く抑えたい
- なるべく月々のレンタル料金を低く抑えたい
ナノラピア マリン <省スペースでも常温水・冷水・温水は使いたい>
【性能・特徴】
- 常温水
- 冷水1.35L
- 温水(瞬間温水加熱機能)
- 消費電力40%削減(タンク式サーバー比)
- タッチ操作パネル
- 安全ロック機能
- ナノトラップフィルター
- 卓上型サーバー
- 幅18.1cmx奥行42cmx高37.5cm
このナノラピアマリンは、次にご紹介するナノラピア2の多機能版と言えます。
常温水・冷水・温水のいずれも使えますし、サイズ的にもウォータースタンドの機種の中で最小になります。
【こんな方におすすめ】
- 常温水・冷水・温水の全て使いたい
- 性能・機能・料金のバランス重視
- コンパクトサイズが欲しい
- なるべく月々のレンタル料金を低く抑えたい
ナノラピア2 <とにかく省スペース・低料金設定>
【性能・特徴】
- 常温水直接ろ過タイプ
- 冷水1.35L
- 温水なし
- 電子冷却システム(静音タイプ)
- タッチ操作パネル
- 抽出量設定(3段階設定可)
- ナノトラップフィルター
- 卓上型サーバー
- 幅181cmx奥行42cmx高37.5cm
このナノラピア2は、ウォータースタンドの種類の中で一番小さいサイズの機種になります。
また、先程のプレミアムラピアネオス2と同様、一番低い料金設定になっています。
ですが、先程のプレミアムラピアネオス2は常温水のみの機能になりますが、このナノラピア2は常温水と冷水が使えます。
【こんな方におすすめ】
- とにかく省スペース
- とにかく月々のレンタル料金を低く抑えたい
- 温水は使わない
エコサーバー <近くに水道がない場所で利用したい>
【性能・特徴】
- タンク6Lx2コ
- 常温水2.5L
- 冷水2.5L
- 温水1.0L
- 省電力モード搭載
- タッチ操作パネル
- ナノトラップフィルター
- 幅30cmx奥行54cmx高120cm
(注)ナノラピアネオとセット
このエコサーバーは、単独で使うことは出来ません。
必ずナノラピアネオとセット利用する機種(種類)になります。
ナノラピアネオとセットで利用することで、水道に直結することなく、サーバー単独で使用することが可能になります。
要するに近くに水道がなくても、家中どこに置いても自由自在という訳です。(電源は必要です)
【こんな方におすすめ】
- 寝室など近くに水道がない場所で使いたい
以上、ウォータースタンド全8機種(種類)について詳しくみてきました。
それぞれの特徴や性能は、ある程度伝えられたかなと思います。
ぜひあなたも使ってみて下さい。
ウォータースタンドのご購入はこちらから